最近軽井沢住民の中で密かなブームになっている、お芋の桐原の焼き芋。さつま芋の本場、地元熊本のさつま芋農家から仕入れて焼き上げる焼き芋は「今まで食べたことがない！」と言わしめる甘さ。
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そんな焼き芋の立役者でもあり、「お芋の桐原」社長、黒木明日香さんにインタビューさせていただきました。軽井沢移住、脱サラ、起業とエネルギッシュに活動される黒木さんに、お芋の桐原のこと、焼き芋のこと、そして今後のことについてお話を伺いました。
ー東京から軽井沢へ移住し、脱サラしてお芋の桐原を始められたと伺いました。お店を始るきっかけは何だったのでしょうか？
軽井沢に来る前は、サラリーマンとして働いていて、コロナ禍もあり、ずっと私も夫も在宅ワークでした。キャンプが好きで家族でよく行っていたのですが、そんな環境もあって、夫も私も、もっと自然の中で過ごしたい！という気持ちが強くなってきて、思いきって軽井沢へ移住しようということになったんです。それで2021年の春に軽井沢に来ました。
お芋の桐原を始めるきっかけは、ある時、さつま芋農家のおじの芋を、義母が焼き芋にして送ってきてくれたんですが、それがびっくりするくらい甘くて。今まで焼き芋は人並みに食べてきましたが、初めて食べる美味しさだったんです。「この美味しさはみんなに知ってもらいたい！」そう思ったのがきかっけで「お芋の桐原」を立ち上げて、焼き芋の販売を始めてみることにしたんです。始めてみると有難いことに、想定していた以上に反響があり、それで会社を辞めてお芋の桐原に専念することにしたんです。
ーお芋の桐原の焼き芋は、さつま芋農家のおじさんから仕入れられているんですね。
そうです。おじは熊本県の大津町というさつま芋の産地で農業をしているんですが、誠実に、丹精込めてさつま芋を作ってるんです。そういう風にして作ったさつま芋は地元でも美味しいと評判で、海外にも輸出しているほどなんですよ。
ーなるほど。焼き芋の美味しさはさつま芋にもあるんですね。焼き方にも何か秘密があるのでしょうか？
焼き方は、さつま芋農家の娘である義母が試行錯誤してたどり着いた焼き方を引き継がせてもらっています。芋専用ストーブと芋専用焼き器でじっくりじっくり。1時間半かけて焼いています。焼きムラなく、どこを食べてもねっとりとした甘さを出すことが意外と難しいんですよ。初めは苦戦しました・・笑。試行錯誤を繰り返して、なんとか自分でも納得できる形になりました。
ーシンプルだからこそ奥が深そうですよね。焼き芋を買いに来られるお客さまはどんな方が多いですか？
やはり軽井沢の方が多いですね。口コミで来てくれる方や、リピーター、後お店のインスタを見てDMで発注いただく方も多いです。子供のおやつに、と買っていかれるママさんや、東京と軽井沢2拠点の生活で、東京に帰る時にまとめてお買い上げいただくお客さまもいらっしゃって、焼き芋を通して色々な方とお話しさせていただくのが楽しいです。
ー最後に、お芋の桐原の今後の予定など、教えてください！
ゆくゆくは店舗を構えて、焼き芋やカフェメニューのテイクアウトなども提供できればと考えています。まだまだ構想段階ですが・・笑。これからも沢山の人に、色々な形で焼き芋や私の地元熊本の美味しいものを届けられたら、と思っています。
黒木さんの絶品焼き芋アレンジ！
- 焼き芋をレンジで温める。
- お好きなクリームチーズを混ぜる。
簡単でとっても美味しそう・・・是非お試しください！
インタビューさせていただいた黒木明日香さんからは、明るく柔和でありながら、美味しいもの、良いものを届けたいという強い想いを感じました。焼き芋に留まらず、色々な商品も考えられているそうですよ。これからも注目のお芋の桐原の最新情報や詳細は、Instagram、Twitter、HPでチェックしてくださいね。
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今期の焼き芋があと数セットだそうですよ・・！（2022/7/5現在）気になる方は早めに問い合わせてみてくださいね。
お芋の桐原さんでは、焼き芋の他、熊本名物「いきなり団子」も販売されています。※イベント時は通常販売していない、さつま芋のジェラートも！