“幻”と言われるお米はどんな味がするのでしょうか!
五郎兵衛米とは?
五郎兵衛用水近辺の限られた土地で作られる五郎兵衛米。
蓼科山より運ばれた清流と、浅科の強粘土質な土壌で育ったお米は、粘りと甘みが強いのが特徴。限定された生産量とその美味さから”幻の米”として高級料亭等で扱われ、市場への流通が少ないブランド米です。
そんな五郎兵衛米を減農薬栽培、天日干しで乾燥させるなど栽培方法にもこだわっています。収穫後は低温で保存し、その都度低温で時間をかけて精米しているので、お米本来の味が保たれています。
玄米の炊飯
威厳あるお姿・・・
炊く前の玄米の色は濃い黄色みを帯びており、糠くささがほとんどしない。
夫と娘が玄米の味があまり好きではないため、普段は白米、玄米を1:1で炊きますが、今回は玄米100%で炊飯してみます。では早速炊飯ボタンをポチ!・・といきたいところですが、玄米は発芽させてから。発芽させることで消化・吸収しやすく、栄養価がより高くパワーアップするのです。気になる方は別記事をご覧ください。
発芽させるために今から17時間浸水させます。
発芽毒を除くため、17時間で2回水を変えます
17時間経ったので、炊飯器の玄米GABAモードで炊飯!この玄米GABAモードは通常の玄米よりも40%もGABAが増量するそうです。(タイガー調べ)
神経伝達抑制物質であり、神経の高ぶりを抑えて正常な働きに戻す役割があるといわれています。
実食
炊飯ジャーを開けてみると、一粒一粒がしっかりとしていて、独特の糠の香りは少なめ。しゃもじを入れてみると、柔らかさが伝わってきます。
お米はツヤツヤで美味しそう・・・
無農薬の農家さんから送ってもらった元気な大根葉をふりかけにしたものをお供に、いただきます!
玄米には素朴なお供が合います
いただいてみると、ふっくらしていて柔らかい。玄米ってボソボソする感じが嫌いな方も多いですよね。そのボソボソ感がほとんどありません。噛んでいくと、柔らかい中に皮ぽいものの舌触りがありますが(糠部分でしょうか)嫌な感じはありません。
そして、口いっぱいに広がるお米の優しい甘味。噛めば噛むほど、白米に似た甘味を感じます。
私は玄米の糠くささが苦手で、中にはどうしても食べにくい種類もあったのですが、このお米は糠くささはほとんど感じません。炊く前にもほとんど糠の香りはありませんでしたが、炊いた後も同様でした。
玄米があまり好きではない夫にも好評でした!玄米NGの娘は、「玄米いやだなぁ」と言いつつ、お茶碗のご飯を全部食べていたので、やはり玄米独特の食感や香りが薄いのだと思います。息子はいつもの通り何も気にせず「おかわりー!」でした笑。
まとめ
“幻の米”五郎兵衛米(玄米)を食べた感想のまとめです。
- 玄米のボソボソ感がない
- ふっくら柔らかい
- 甘味が強い
- 糠くささがほとんどない
- 食感と甘さが白米に近い
幻の米と言われるだけあって、今まで食べてきた玄米と「こんなに違うのか・・」と驚きました。玄米を始めてみたい人、健康を考えて玄米を食べたいけど玄米独特の味や食感が苦手な人に特にオススメです。
玄米が苦手な方にも、白米があります。これだけ玄米で違いを感じるので、白米はそれはそれはもっちりと甘味が強いお米なのではないでしょうか。次は白米も食べてみたい・・・!(じゅるり)
五郎兵衛米はデリシアさん、軽井沢の田七屋さん(オンラインショップもあり)で購入できます。幻の米、気になる方は試してみてくださいね!
私が普段食べているオーサワジャパンの有機玄米もおすすめです。玄米は糠部分に農薬が溜まるので、玄米は無農薬にしたいものですが、なかなかスーパーでは手に入りません。ネットで色々無農薬玄米を試した中で、行き着いたのがこのお米です。こちらも糠くささがほとんどなく、食べやすく美味しい玄米です。